見積書をExcelで作り続ける限界と、48時間でツール化する方法
見積書をExcelで作っている会社は多く、それ自体は悪いことではありません。始めた当初は、テンプレートが1枚あれば十分に回ります。問題が出るのは、扱う商品が増え、担当者が増え、過去の見積を参照する機会が増えてからです。
この記事では、見積書づくりのどこに時間が溶けているのか、なぜExcelでは途中から苦しくなるのか、そして専用ツールにすると何が変わるのかを順に説明します。実際に動くデモも公開しているので、読みながら触ってみてください。
見積書づくりの、どこに時間がかかっているのか
「見積書を作る」と一言でいっても、実際の作業はいくつもの工程に分かれています。多くの現場で共通しているのは、次のような流れです。
- 過去に作った似た案件の見積ファイルを探し、コピーする
- 顧客名・日付・件名を書き換える
- 単価表や過去の見積を見ながら、明細行を差し替える
- 数量を入れ、小計・消費税・合計を確認する
- PDFに書き出し、ファイル名を付けて保存する
- メールに添付して送る
純粋に頭を使っているのは、3番目の「何をいくらで出すか」を決める部分だけです。それ以外は、探す・書き換える・確認する・保存するという、判断を伴わない手作業です。1件あたり15分でも、月に40件出していれば10時間になります。
Excelで限界が来る理由
1. 単価が一箇所に集まっていない
コピー元のファイルによって単価が違う、という状態が最初の分かれ目です。値上げをしたときに、どのファイルが新単価でどれが旧単価なのか、開いてみるまで分かりません。担当者が2人以上いると、それぞれが別のファイルを origin にしてコピーを始めるので、食い違いは静かに広がります。
2. 過去の見積が探せない
「去年あの会社に出した見積、いくらだったか」を調べるのに、フォルダを開いてファイル名を眺める作業が発生します。ファイル名の付け方が人によって違えば、なおさら時間がかかります。Excelは表計算のソフトであって、検索台帳ではありません。
3. 壊れやすい
行を挿入したときに合計式の範囲がずれる、セルの結合が崩れる、印刷範囲が1ページに収まらない。こうした事故は、作業に慣れた人ほど気づきにくく、そのまま客先に出てしまうことがあります。
4. 外出先で作れない
現場で金額を聞かれても、事務所のPCに戻らないと見積が出せません。スマートフォンでExcelを編集するのは、できなくはありませんが実用的とは言えません。
限界のサイン
- 単価を変更したとき、直すべきファイルを全部は思い出せない
- 見積の作成を、特定の1人にしか頼めない
- 「前回と同じ条件で」と言われて、前回を探すのに5分以上かかる
- 見積の控えが、個人のPCとメールの送信済みにしか残っていない
ツールにすると、何が変わるか
専用のWebツールにした場合、先ほどの6工程はこう変わります。
| 工程 | Excel | 専用ツール |
|---|---|---|
| 過去分を探す | フォルダを目視 | 顧客名・日付で検索 |
| 明細を作る | 手打ち/コピペ | 単価マスタから選ぶ |
| 計算 | 式が合っているか確認 | 自動(式は壊れない) |
| PDF化 | 印刷範囲を調整して出力 | ボタン1つ |
| 控えの保存 | 手動で命名して保存 | 自動で一覧に残る |
| 作業場所 | 事務所のPC | スマホでも可 |
本質的な違いは、単価が1箇所にまとまることです。単価マスタを更新すれば、次に作る見積は全員が新しい単価で作ります。「どのファイルが最新か」を人間が覚えておく必要がなくなります。
もうひとつは、見積が「ファイル」ではなく「記録」になることです。誰がいつどの顧客にいくらで出したかが一覧に残るので、受注率を数えることも、失注した案件の金額を振り返ることもできるようになります。
実際に触ってみる:見積書ジェネレーター(デモ) 単価を選んで明細を作り、PDFを出力するところまで動きます。登録もインストールも不要で、スマートフォンからも開けます。移行のときによくある不安
今のExcelの書式を変えたくない
変える必要はありません。出力するPDFのレイアウトは、今お使いの様式に合わせて作ります。ご依頼時に、現在の見積書を1枚お送りいただければ、それを見ながら組みます。
過去のデータはどうなるのか
単価表や過去の見積がExcelにあるなら、そのまま取り込めます。CSVでの入出力は標準で付けているので、後から表計算ソフトで集計したくなった場合にも困りません。
使いこなせるか不安
画面はできるだけ少なくします。見積書の作成であれば、実質的に「一覧」と「作成画面」の2枚です。操作手順書をお渡しし、納品後7日間は無償で修正に対応します。
費用と期間
見積書の作成ツールは、多くの場合ライトプランの範囲に収まります。
| プラン | 内容 | 期間 | 金額(税別) |
|---|---|---|---|
| ライト | 画面1〜2枚、機能1つ。個人〜数人での利用 | 48時間 | ¥98,000 |
| スタンダード | 画面3〜6枚。データ蓄積・ログイン・通知・外部連携1つ | 5営業日 | ¥298,000 |
| 保守・改修 | 月2件までの改修、不具合対応は無制限 | 月額 | ¥30,000 |
単価マスタを持ち、PDFを出力し、過去の見積を検索する——ここまでであればライトプランです。複数の担当者がそれぞれログインして使う、承認の段階を設ける、会計ソフトと連携するといった要件が入る場合はスタンダードになります。
いずれも初期費用のみで、月額の利用料はかかりません。ソースコードもお渡しするので、将来ご自身や他の会社で改修することもできます。
まず、今の見積書を見せてください
お使いのExcelのスクリーンショット1枚から始められます。当日中に「何を作るか・いくらか・いつ出せるか」を1枚にしてお返しします。相談は無料です。
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